●フロントフォークからオイルが漏れてきて一番上のダストシールを外すと、
まずびっくりした経験が多いと思いますが、ダストシールのゴムが劣化しますと上から水が浸入して来ます。
そのため、ダストシールを外すとまずほとんどのバイクがサークリップが、写真のように真っ赤に錆びています。

●特にひどい場合はサークリップの2ヶ所の穴が腐って無くなっているケースも多々あります。
最悪無くなっている場合は工具が使えないため、サークリップが完全に外せなくなってしまします。
●錆びる原因となっているのは純正部品が鉄製で表面は何も処理していない鉄のむき出し状態だということです。 そのため水がかかれば、簡単にすぐ錆びてしまいます。
●当初、純正品にユニクロメッキをかけるなどの表面処理を検討いたしましたが、
他のバイクでユニクロメッキ採用のものがありましたので外してチェックしますとやはり錆びておりました。

●2ヶ所の穴が内側に出っ張っておりますが、
入れる際に斜めに入れていただきますとインナーチューブに干渉せずに簡単に装着できます。
●これで全く錆びないため、これから先ず〜っと安心です。
次に万が一オイルシールからオイル漏れが発生した時には、簡単にサークリップが外せますし、
再使用可能ですので何回も使えます。そのためシールのみの交換でＯＫとなります。
●実際に交換した方しかわからないことで、不便に感じたことがありましたら、
今後の新製品につなげていきますので、ぜひご一報連絡下さい。お待ちしております。